諸君!断言するが、仕事に責任感など必要ない。
多く人がこのことに気づかないのは、【責任】と【責任感】を混同しているからだ。
【責任】とは、「立場上負うべき任務、その結果に対して責めを負うこと。」
英語では、責任をresponsibilityというが、語源はresoponse(応答)からきている。
つまり、立場に応じて結果に応答すればよい。うまくいったら、褒められて、失敗したらごめんなさいだ。
【責任感】とは、「責任を果たそうとする気持ち。」
だから、責任がなければ責任感など持つ必要はない。
罪がないのに、罪悪感などもつことはないではないか?
また、責任感が有ろうが無かろうが、分相応の責任を果たせば済む話だ。
日本の企業は、全ての従業員に同じ様に責任感を求める。だから、効率が上がらない上に、従業員は無用にストレスをためるのだ。
ソルジャー採用の俺っちは、大した仕事してないのよ。ただただクライアントのご機嫌とって営業回してるだけよ。そんな仕事に責任感なんていらんだろ?
私の部下に妙に責任感が強いが、微妙な仕事しかしない漢がいる。接待のアレンジ頼んだら、やたらとこだわって隠れ家ダイニングバーみたいなとこつれてきやがって。オッサンしかいないのにシラけるだろ。こんなもん、ぐるなび3.2ぐらいのコスパの良い居酒屋でよい。そのうえ、予約の人数間違えやがった。そして、この漢は責任感に圧し潰されて出勤しなくなった。仕事が余計に回らなくなるわ!
こんなことをやっているので会社の業績は上がらない。最高経営責任者、こいつが責任を取るべき日が来るだろう。こいつに責任感が有ろうが無かろうが、辞任なり報酬カットなりするがよい。
一方、投資の世界では、「株主有限責任の原則」が徹底している。株を持った分だけ、配当や議決権がもらえる。そして持った分だけ、下落や倒産のリスクを負う。それ以上の責任もないし、責任感もいらない。
建てよ!国民。配当帝国は、リスクを負うものに対しては平等だ!
以上。つづく。