万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【分析】去年の反省から改善すべきこと。結果とプロセス2つが大事。

諸君!反省だけならサルでもできるが、反省から改善策を考え出すのは知性が必要だ。

結果オーライではない。結果が良くてもプロセスが悪ければ、勝ち続けることは難しい。だから、結果とプロセス両方から分析する。すると4つのパターンに分類できる。

 ①結果もプロセスも良い ②結果は良いがプロセスは悪い                    ③結果は悪いがプロセスは良い ④結果もプロセスも悪い

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結果とプロセスを整理して反省

そして結果とプロセスの間には、勝つ条件、負ける条件が隠れている。負けるやり方でも、勝つ条件がそろえば勝てる場合がある。だから、これらの条件をふまえて、勝っているなら勝ち続けられるか、負けたなら再発防止、改善策を検討する。

 

1.結果もプロセスも良い

1)銘柄

・インベスコオフィスリート[3298]:分配金狙いで買い、その後30%程度値が上昇したので利益確定。
・いちごオフィスリート[8975]:分配金狙いで買い、その後30%程度値が上昇したので利益確定。

ファイザー[PFE]:増配目当てで買い、含み益が25%になったので売却。

マクドナルド[MCD]:増配目当てで買って、大過なく値上がり。

・プロクター&ギャンブル[PG:]増配目当てで買ったが、一時下落したので買い増し、現在含み益が10%程度出ている。

コカ・コーラ[KO]増配目当てで買い、大過なく値上がり。

2)分析

・米国株については、王道の連続増配株は鉄板だ。同時株安においても値を保っている。

J-REITは、分配金利回りの高いところで買って、ひたすら保持すればとりっぱぐれはない。配当狙いの投資をすれば、高配当なJ-REITは必然的に買い銘柄になる。

・今後もこの条件は継続するか?:米国株は引き続き通用するであろう。過去の実績から連続増配株は継続して配当を支払う可能性は高い。このような銘柄は、相場全体が下落しても、個別株の業績が下がるわけではないので買い時ではないか?       J-REITは、あと1~2年はいけそうだ。日銀の買い支えがあること、東京オリンピックまでは賃借料もとりっぱぐれないのではないか?J-REITは、権利落ちの直後に株価が下がるので、この時買い増ししていくのも有効だ。

2.結果は良いがプロセスは悪い

1)銘柄

・バンコブラデスコ[BBD]:ブラジルの銀行。増株を目当てに買ったが、一時株価が-30%となる。その後+30%になったので売却。

・ホライゾン・テクノロジー・サービス[HRZN]:配当利回り10%、毎月配当金に目がくらみ買い。その後、10%程度値が上がったところで売却。

・オックスフォード・スクエア・キャピタル[OXSQ]:配当利回り10%に目がくらみ買ったが、一時値が下がる。その後、値が戻ったところで売却。

2)分析

配当利回りが10%以上ともなると胡散臭いことこの上ない。たまたま株価が上がったが、何故あがったのか不明なので再現性は低いであろう。

・プロセスの見直し:だが、この配当利回りは魅力だ。この手の高配当な銘柄を分散するのも一案だ。株価が、10%下がっても10%の配当が見込めるのならトライする価値がある。

3.結果は悪いがプロセスはよい

1)銘柄

永大産業[7822]:低PBR、無借金経営で買ったが、台風の被害で利益が下がったため株価が下がる。保有数が少ないため被害は想定の範囲内。配当は継続。

東京エレクトロン[8035]:高配当、無借金経営、好業績のため買ったが株価が下がる。保有数が少ないため被害は想定の範囲内。配当は継続。

蔵王産業[9986]:低PBR、無借金経営で買ったが、株価が下がる。保有数が少ないため被害は想定の範囲内。配当は継続。

ゼネラル・ミルズGIS]:連続増配、安定の食品業界なので買ったが、20%値を下げるがやや回復。配当は継続。

2)分析                                     ・どんなに、業績がよくて割安、増配銘柄でも株価が下がるときは下がる。しかし、たくさん買わなけれダメージは少ない。また配当があれば心の支えになる。減配リスクの少ない銘柄を少しずつ買いますスタンスでいくのが有効であろう。           ・結果が出る条件:地合いが良くなるか、銘柄の価値が見直されれば株価は上がるであろう。それまで配当をもらいながら耐え忍ぶダ。

4.結果もプロセスも悪い

1)銘柄

・共立印刷[7838]:PBR割安で配当も高いため買ったが、減配により株価低下。

明光ネットワークジャパン[4668]:連続増配で買ったが、減配で株価低迷。

・アーリントンアッセットインベストメント[AI]:配当利回り20%に目がくらみ買ったが、30%以上値を下げる。

・イールドシェアーズハイインカムETF[YYY]:配当利回り10%に目がくらみ買ったが、20%以上値を下げる。

ディレクション・ザックス・MLP・ハイ・インカム・シェアーズ [ZMLP]:配当利回り10%に目がくらみ買ったが、20%以上値を下げる。                                       

1)分析

・配当に目がくらみ、減配で叩きのめされた。やはり減配は配当投資の最大の敵だ!

・再発防止策:たとえ、確信があっても買い過ぎない、底値だと思っても2段、3段さがることを想定する。思惑が外れたら即損切りだ。

5.総括すると

1)減配リスクが少ない優良銘柄に投資する。

2)配当の高すぎる銘柄には注意。

3)株価下落リスクを考慮して分散投資

4)思惑外れは損切り

全く当然の結論になった。当然のことが重要で難しいのだ。

以上。つづく。