諸君!相場の格言でセル・イン・メイというものがあるが、聞いたことがあるだろうか?なんでも、株価は6月~10月は軟調になるので、5月にひとまず売ってしまえ、ということらしい。
これを、検証してみた結果、
あながちウソでは無いらしい!
検証データはバブル崩壊後の1991年~2018年の日経平均の月足終値を使用した。
1年間の値動きを、1月を1として比率を出した。なんだか28年分の絡まった糸のようなグラフだ。
特に2008年はリーマンショックで12月には0.65つまり35%の下落だ。また2013年はアベノミクスで1.46、46%上昇したことになる。
これだけだとよくわからないので、1991年から2018年の28年分の平均をとってみた。するとグラフもすっきり。そして、顕著な傾向が表れた。
4月にいったん高値を付け、その後10月まで下落する。
セル・イン・メイはあながちウソでは無い!!
2019年もこの通りに値動きするとは限らないが、上がっても下がってもひとまず5月には売った方がよさそうだ。また、買い増しするにしても10月以降が良いかもしれない。配当狙いなら、3月に権利確定後いったん売って、9月に徐々に買い戻し配当をとるのもよいだろう。
以上。投資は自己責任で。つづく。