諸君!やり抜く力よりもっと大切な力がある!
それは、やり過ごす力だ!
優秀なビジネスパーソンは、高い目標が課せられる。そして、この目標を達成するためには、やり抜く力が必要だ!
だが、このブログを読んでいる諸君は、高みを目指していないだろ?
コのままでいいのか、という危機意識は必要だが、大抵のことは現状維持で事足りる。そんな諸君にとって最優先の課題は、仕事をやり過ごすことだ。
やり過ごす力とは?
やり過ごす力とは、流れに身を任せつつも理不尽な世間を渡っていくための術だ。柳の木のようにしなやかでいて、しっかりと大地に根を張り生きていくための力だ。
この力を発揮するためのポイント5つを紹介しよう!
1.目標よりも現状維持。 同僚を出し抜いてまで、同業他社のパイを奪ってまでも目標にこだわる必要はない。目標を達成したとしても、同僚から疎まれ、仕事も回ってこない。こういう人ほどリストラに合う。ほどほどにやっていける程度の利益で十分だ。漁獲制限が必要なように、仕事でも乱獲は禁じ手だ。
2.言い訳は、誠意とリアリティーを持って。 過ちは素直に認めるべきだが、過失がないなら謝ったら負けだ。こんな時、誠意ある言い訳が重要だ。「出前のそばまだか?」「もう出ました。」そば屋の出前の常とう句だ。こんな見え透いた言い訳は信じるわけないだろ?「10分前に出ましたので現在3丁目の交差点にさしかかったところだと思います。ここは、いつも渋滞になるところなので多少時間はかかると思いますが、いましばらくお待ください。」と言ったらどうだろうか?言い訳には、誠意とリアリティーを追求しよう!
3.明日の自分、来年の自分に期待する! 明日になったら、来年になったら頑張ろうという諸君!明日も来年も永遠に来ない!夜が明ければ、明日が今日になり、初日の出が昇れば、来年が今年になるだけだ。頑張らないやつは、いつまでたっても頑張らない。だが、これでいのだ!朝を迎え、年を越せたのなら、今日やらなくても、今年やらなくても済んだということだ。
4.締め切りは、過ぎてからが勝負。 締め切りから逆算して仕事をするのがセオリーだが、そんなに全てをこなせないのが現状だ。影響のないものは先延ばしだ。無駄な報告書作ったところで結果は変わらないだろう。こんなの催促されてからやるぐらいでよい。クレームは来るだろうが、そこは、誠意とリアリティーで対応だ。
5.正論よりも実利 正論は敵は作るが、何も産み出さない。例えばタバコは、身体に悪い。これは正論だが、身もふたもないだろ?このご時世に、強靭な意思でたばこをやめないダメ人間は多い。しかし、正論振りかざして憎まれるより、メリットに目を向けたほうが幸せのためになる。このような輩のおかげで、JTもブリティッシュアメリカンタバコも配当を支払ってくれるんだよ。また、私はたばこは吸わないが、喫煙所でこのような輩と一緒にさぼっている。しかも、ここで社内営業できるというメリットもある。
これで、諸君も生き残れる。以上。つづく。