諸君!投資をやる限り、損切りと利益確定は常に付きまとう問題だ。
正解のない問題なのだが、ちょくちょく考えてみたい。
損切りと利益確定のジレンマ
損切りは、早めにすることを巷の投資本は推奨するが、あまり頻繁に損切りすると、損切り貧乏になる。
かといって、損切りしないと取り返しのつかない損出を被る。
利益はゆっくり確定というが、利益確定する前に下がってしまうこともある。
かといって、早く利益確定すると、売ってから上がると悔しくなる。
とりあえず損切りと利益確定の基準を決めてみる。
ジレンマで頭を抱えてても先に進まないので、取り敢えず基準を決めてみる。
私の場合は、ざっくり、利益確定:30%、損切り:-30%にしてみた。
詳しくは、以下の記事の「目論見書」を参照してもらいたい。
利益確定30%の根拠は、①年間5~6%の配当が入れば御の字なんだから、30%株価があがれば、配当5~6年分の売却益が入れば満足。②30%も株価があがれば、また下がるのでひとまず利益を獲得しておこう。
損切りー30%の根拠は、①年間5~6%の配当があれば、配当5~6年分で損失補填できるので、ほっておこう。②30%も株価が下がれば、これ以上下がることは稀だろう。しかし、これを割り込んだらどこまで下がるかわからない。だからひとまず売っておこう。
考えのベースとなったのは、5~6年という期間と年間7%程度の利益
10年以上先のことは想像しにくいし、2~3年先では目先の利益に惑わされる。だから、5年ぐらいを目途に考えると戦略をたてやすい。
長期的には、過去の実績から株価は年間6~7%の上昇するといわれている。だから、30%も株価があがれば5~6年分の上昇率だ。30%も以上もさがるのは、リーマンショック並みの暴落だ。だからひとまず逃げるが得策。
結局は、やってみて考える、考えてやってみる。
結局は、利益>損益になるようにルールを決めるしかない。そして守れないルールを作っても意味はないので、現状をよく検証してみる必要がある。
以上。つづく。