万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【反省・分析】2019年上半期の反省と分析

諸君!今年も折り返し、上半期の反省をしてみる。ついでに反省だけなら猿でもできる(古)ので、分析をして今後の投資方針に反映させる教訓をひねり出してみる。

1.上半期の売買結果

f:id:permanentmajor:20190707144429p:plain

2019年上半期の結果

 〇 売却損益は‐343,769円、配当は、340,912円。配当で売却損をほぼカバーする結果となった。(といっても税金でマイナスになるが・・・。)

 〇 売却損益は、1月、2月に損出したため、6月末の時点でマイナスだ。損出しは、信用枠での失敗が響いた。3月から6月にかけては、Jリートなどを利確、信用枠で短期売買でちまちま稼ぐ。

 〇 配当は、毎月平均で5.5万円のペースでコンスタントに取れている。毎月配当が来るのはJリートと米国株のおかげだ。日本株だけでは、3月権利確定の銘柄が大半なので権利確定の3カ月後になる6月に配当が偏ることになる。

 

2.保有銘柄の状況(抜粋)
 〇 日本株の状況
  ・高配当と値幅を狙って失敗:日本たばこ[2194]-16.72%日産自動車[7201]-28.58%あおぞら銀行[8304]-19.84% ・・・・高配当、安心の大型株だと思って買ったら、配当利回り以上に含み損がかさむ。さらに多く買い過ぎて被害増大。
  ・銘柄分析した割に失敗:明光ネットワーク[4688]-16.74%永大産業[7822]-11.16%蔵王産業[9986]-15.56% ・・・・低PER、連続増配で買ったが、まさかの暴落、しかし、底値圏で安定。
  ・単に高利回りを狙って成功:トーセイ・リート[3451]+8.65%、サクラ総合[3473]+2.83% タカラレーベン不動産[3492]+17.28%、権利落ちを拾って堅実に値を戻す。
  ・更に高利回りを狙って成功:タカラレーベンインフラ[9281]+ 3.29%、日本再生可能エネルギー[9283]-0.21%、カナディアンソーラー[9284]-0.65% ・・・高配当でJリート同様、堅実に配当を貰える。
 〇 外国株の状況
  ・難平して復活して成功:ゼネラルミルズGIS]+7.72%フィリップモリス[PM]0.2%P&G[PG]35.21%、AT&T[T]0.63%、難平してプラスに転じつつ更に増配。
  ・下がったところを狙って買って待ち:アッビイ[ABBV]-1.6%ファイザー[PFE]12.5%、スリーエム[MMM]-9.6%連続増配株、下がったところを買い、現在上昇を待ってるところ。
  ・高配当を狙って下落して失敗:ブリティシュアメリカンタバコ[BTI]-6.85%、ヴォーダフォン[VO]-27.6%、アルトリアグループ[MO]-21.6%下がったが、連続増配、高配当でしのぐ。

3.分析
 〇 総括:高配当狙いは、株価が下落しても配当でカバーできるので悪くない戦力だ。ただ、配当を上回る価格変動リスク、減配リスクに注意する必要がある。
 〇 日本株:総じて価格変動が大きく配当を上回る株価下落が米国株に比べ生起しやすい。信用売りや、銘柄の分散、時期的な分散をしてリスクを低減する必要がある。
 〇 Jリート、インフラファンドは、一時的な下落を狙って買い、少しの利益で売るまたは、分配金を狙うなど柔軟な運用により利益が狙える。
 〇 外国株(米国株):連続増配株は、下落しても値を戻す可能性が高い。

4.教 訓
 〇 分散投資は重要、下落リスクも考慮して購買数を検討する。
 〇 減配しない株に投資する、業績よりも増配実績。
 〇 大幅な下落リスクは、信用売りでヘッジ。

以上。しょぼい分析、教訓になってしまったが、またやってみて見直してみる。下半期は、いつ資金投入するか、これもよく考えてみたい。

つづく。