万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#60報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、5月も半ば、情勢判断だよ。
1.市況
1)日経平均
・現在値:20,037.47円(5月15日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、堅調に上昇し4月30日20365.89円、5月8日直近高値(ザラ場)20,534.88円、5月15日20,037.47円と20,000円代の大台に乗る。①弱気要因:20,000円代でやや上昇停滞、②強気要因:直近安値からの上昇継続、心理的節目20,000円代を超える。
移動平均線
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 やや下向き↘ 75日線 下向き↘
 順番:75日線>5日線>25日線
 現在値の位置:5日線と重なる。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(4月8日)
 移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き上昇を抑制、かつ上昇の抵抗線となりうる。5日線の傾きが直近やや下向く。  ②強気要因:5月8日のゴールデンクロス後、5日線に沿って上昇中。5日、25日線が上向き上昇を増長。かつ25日線が下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
 2月6日から数えて陰線新値14本目(3月19日)
 3月19日から数えて陽線新値7本目(5月11日)
 5月12日から数えて逆行(陰線)新値3本目(5月15日)
 ローソク足からは、①弱気要因:直近の陰線の増加、逆行(陰線)新値の更新。②強気要因:3月19日以降陽線新値を更新している。
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、18,000円(心理的節目)、19,661円(25日線)
 上値:20,576円(75日線)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)

日経平均の状態:勢いは、やや強気。
 理由:25日移動平均線が上向き、陽線新値を更新しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:20,000円代で下値を固める。75日移動平均線を超える。5日線・75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。25日線が下向く。75日移動平均線を超えない。陰線の増加、逆行新値の更新。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月19日直近安値から57日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから39日、3月19日から陽線新値7本、1カ月以上昇しているため、目先の下落を警戒する必要がある。
日経平均の展望:日経平均は、20,000円を超えた。このまま上昇するのであれば、5日線に沿って上昇、更に75日線を超えていく。陰線の増加、75日線を超えられない、25日線を下回るようであれば、下落する展開を想定する。

2)NYダウ
・現在値:23,685.42US$(5月15日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来、堅調に上昇し4月17日24264.41US$、4月29日直近高値24764.77US$を記録し、24,000US$前後で推移している。①弱気要因:今後上昇しない場合4月29日を頂点としヘッドアンドショルダーを形成、24,000US$をキープできない。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、心理的節目24,000US$を超える。
移動平均線 
 向き:5日線 やや下向き↘ 25日線 上向き↗ 75日線 下向き↘
 順番:75日線>5日線≧25日線
 ゴールデンクロス:5日→25日(4月8日)
 現在値の位置:25日線の下。
 移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き上昇を抑制、かつ上昇の抵抗線となりうる。5日線が下向き25日線と接する。 ②強気要因:25日線に沿って上昇中。25日線が上向き上昇を増長。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
 3月23日から数えて陽線新値8本目(4月29日)
 5月11日から数えて陰線(逆行)新値2本目(5月13日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線(逆行)新値の出現。②強気要因:陽線新値を更新中。直近の陽線の出現。
・節目:
 上値:24,639US$(75日線)、24,819US$(2019年6月3日最安値)、25,000US$(心理的節目)
 下値:18,213.65US$(3月23日直近最安値)、22,000US$(心理的節目)、23,000US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、やや強気。
 理由:25日移動平均線が上向きこれに沿って上昇中であり、陽線新値を更新しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:75日移動平均線を超える。75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日、25日線が下向く。75日移動平均線を超えない。陰線の増加、逆行新値の更新。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月23日直近安値から53日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから39日、3月23日から陽線新値8本と1カ月以上昇しているため、目先の下落を警戒する必要がある。
・NYダウの展望:NYダウは24,000US$を超える。上がるのであれば24,000US$を足固めし、さらに75日線を上回る。25日線を下回る、または今後75日線を超えないなら、下がる展開を考える。
3)為替(US$/¥):107.170円(5月16日(土)0700)
・値動きの推移:3月24日直近高値111.715円(ザラ場)以降、下降を続け5月6日最安値105.987(ザラ場)、その後やや盛り返し107円代に回復。
①弱気要因:5月6日まで下降を継続。②強気要因:5月7日以降やや上昇。
移動平均線 
  向き:5日 上向き↗ 25日  下向き↘ 75日 下向き↘
  順番:75日>25日≧5日
  現在値の位置:5日線と重なる。
  デッドクロス:5日→75日(3月31日)、25日→75日(4月13日)
  移動平均線からは、①弱気要因:デッドクロス、25日、75日動平均線が下向き。75日線は上値抵抗線、上昇を抑制をする。移動平均の順番は:75日>25日>5日、②強気要因:なし
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
・3月26日から数えて陰線新値9本目(5月6日)、5月7日から数えて陽線(逆行)新値3本目(5月11日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線新値の更新②強気要因:直近の陽線増加。陽線(逆行)新値の出現
・節目:下値:106円(心理的節目)、107円(心理的節目)
    上値:108.229円(75日線)
・為替の状態:勢いは、やや弱気。だが、直近上昇の兆しアリ。
     理由:移動平均線の下降と陰線の増加を伴い緩やかに下がっているが、再び上昇したたため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:5日→25日のゴールデンクロス。25日線が上向く。75日移動平均線を超える。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日が下向く。75日移動平均線を超えない。陰線の増加、陰線新値の更新。
③時期:3月24日直近安値から52日下降、3月31日5日→25日のゴールデンクロスから45日、3月26日から陰線新値9本、1カ月以上下落しているため、そろそろ底値を探る。
・為替の展望:緩やかに円高に向かっているが、直近盛り返す。75日線を超えてくれば上昇期待。しかし株価と為替が連動しておらず、今後の情勢を静観したい。
4)総合判定:市況は、やや強気だが、目先下降の警戒が必要。
 ・理由:日経平均、NYダウは上昇基調だが勢いが弱まっており、日柄的に下降してもよいころ。
 ・今後の展望:盛り返したが、どこまでさがるか、少しずつドルを買い、下値を確認しつつ仕込み時を見極める。日本株は、コロナの影響が少なそうなインフラファンド、アメリカ株はエネルギー、タバコなど高配当、ディフェンシブ株を物色。
2.重要な判断事項と判断材料
1)ドル買いのタイミング:106円?
2)米国市場の上昇:24,000US$台を維持できるか?
3)日本株の上昇:20,000円台を維持できるか?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?
2)いちごグリーンインフラ【9282】:利回り5.98%、6月権利確定。
4)ナショナル・グリット【NGG】:利回り5.6%のイギリス電力会社
5)デュークエナジー【DUK】:利回り4.2%の電力会社。
3.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:利回り6.8%、含み損10%、買い増しか?
2)【PM】 フィリップモリス:利回り6.2%、底値か?買い増しか?
3)みずほ【8411】:120円。買いポジションを増やすか?
4)サザン【SO】:安定の電力会社。下がった今が仕込み時か?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。