万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#62報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、6月も上旬、情勢判断だよ。
1.市況
1)日経平均
・現在値:22,863.73円(6月5日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、堅調に上昇し4月30日20365.89円、6月4日直近高値(ザラ場)22,907.92円と23,000円代の手前。①弱気要因:23,000円手前で上昇停滞、②強気要因:直近安値からの上昇継続、心理的節目23,000円代手前。
移動平均線
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 下向き↘
 順番:5日線>25日線>75日線
 現在値の位置:5日線の上。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(4月8日)、25日線→75日線(5月29日)
 移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き。  ②強気要因:4月8日のゴールデンクロス後、5日線に沿って上昇中。25日線と75日線のゴールデンクロス、5日・25日線が上向きで75日線の上。25日線が下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
 3月19日から数えて陽線新値13本目(6月2日)
 ローソク足からは、①弱気要因:6月4日高値圏での陰線出現②強気要因:3月19日以降陽線新値を更新している。直近の陽線の増加
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、20,000円(心理的節目)、20,892円(25日線)
 上値:23,000円・24,000円(心理的節目)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)

日経平均の状態:勢いは、強気。
 理由:25日移動平均線が上向き、陽線新値を更新しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目23,000円を超える。75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。25日線が下向く。75日移動平均線を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新(5本超えたら陰転を想定)。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月19日直近安値から78日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから60日、3月19日から陽線新値13本、2カ月以上昇しているため、目先の下落を警戒する必要がある。
日経平均の展望:日経平均は、20,000円を超えた。このまま上昇するのであれば、5日線に沿って上昇、23,000円の心理的節目を超える。長期的には24,000円を超えればコロナ以前の上昇傾向となる。陰線の増加、心理的節目を超えない、25日線を下回るようであれば、下落する展開を想定する。

2)NYダウ
・現在値:27,110.98US$(6月8日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来、堅調に上昇し4月17日24,264.41US$、6月5日直近高値27,338.3US$を記録し、心理的節目27,000US$を超える。①弱気要因:なし。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、心理的節目27,000US$を超える。
移動平均線 
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 下向き↘
 順番:5日線>75日線>25日線
 ゴールデンクロス:5日→25日(4月8日)、5日→75日(5月21日)、25日→75日(5月28日)
 現在値の位置:5日線の上。
 移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き。 ②強気要因:5日線に沿って上昇中。5日線・25日線が上向きで75日線の上にある。ゴールデンクロス:5日→25日(4月8日)、5日→75日(5月21日)、25日→75日(5月28日)
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
 3月23日から数えて陽線新値13本目(6月5日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:陽線新値を更新中。直近7本の陽線の増加。
・節目:
 上値:28,000US$(心理的節目)29,000US$
 下値:24,000US$(心理的節目)、24,652US$(25日線)、25,000US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、強気。
 理由:5日移動平均線が上向きこれに沿って上昇中であり、陽線新値を更新しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目27,000US$で下値切り上げ。75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日、25日線が下向く。陰線の増加、逆行新値の出現。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月23日直近安値から74日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから60日、3月23日から陽線新値13本と3カ月近くしているため、目先の下落を警戒する必要がある。
・NYダウの展望:NYダウは27,000US$を超える。上がるのであれば27,000US$を足固めし、さらに心理的節目28,000US$を上回る。25日線を下回るなら、下がる展開を考える。
3)為替(US$/¥):109.595円(6月6日(土)0700)
・値動きの推移:3月24日直近高値111.715円(ザラ場)以降、下降を続け5月6日最安値105.987(ザラ場)、その後やや盛り返し107円代に回復、6月5日109.848円と110円近くまで上昇。
①弱気要因:5月6日まで下降を継続、全般的に下降トレンド。②強気要因:6月1日以降急激に上昇中。
移動平均線 
  向き:5日 上向き↗ 25日  やや上向き↗ 75日 下向き↘
  順番:75日>5日>25日
  現在値の位置:5日線の上。
  ゴールデンクロス:5日→25日(5月15日)、5日→75日(6月2日)
  移動平均線からは、①弱気要因:75日動平均線が下向き。②強気要因:5日→25日5日→75日のゴールデンクロス、5日線・25日線は上向き
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
・5月7日から数えて陽線新値8本目(6月5日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:直近7本の陽線増加。陽線(逆行)新値の更新
・節目:下値:108円(心理的節目)107.5円(25日線)
    上値:110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは、強気。
     理由:6月急上昇し、陽線新値の更新、移動平均線が上向きゴールデンクロスが出現したたため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:110円を超える。75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日が下向く。陰線の増加、陰線新値の更新。
③時期:5月7日から上昇に転じて30日、5月7日から陽線新値8本と上昇t中。
・為替の展望:5月7日以降円安傾向に向かい6月に急激に上昇。このまま110円を超えてくれば上昇期待。超えないのであれば、緩やかな円高傾向を想定する。
4)総合判定:市況は、強気。
 ・理由:日経平均、NYダウは上昇基調
 ・今後の展望:3月末からの上昇基調が続いてるが、日頃的に調整が入っても良いころ。あるいは、コロナ以前の水準にもどるか。しばらくは静観。
2.重要な判断事項と判断材料
1)円安・円高のトレンド:110円を超えるか?
2)米国市場の上昇:27,000US$台を維持できるか?
3)日本株の上昇:23,000円台を超えるか否か?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?
3.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:利回り6.8%、含み損10%、買い増しか?
2)【PM】 フィリップモリス:利回り6.2%、底値か?買い増しか?
3)みずほ【8411】:130円。買いポジションを増やすか?
4)サザン【SO】:安定の電力会社。下がった今が仕込み時か?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。