万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#63報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、6月も中旬、情勢判断だよ。
1.市況
1)日経平均
・現在値:22,305.48円(6月12日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、堅調に上昇し4月30日20365.89円、6月8日直近高値(終値)23,178.1円と23,000円代を超えるが、その後下落し22,000円代に落ち着く。①弱気要因:23,000円から下落、最高値から4日連続下落②強気要因:心理的節目22,000円代を維持、心理的節目23,000円代を一時超える。
移動平均線
 向き:5日線 下向き↘ 25日線 上向き↗ 75日線 下向き↘
 順番:5日線>25日線>75日線
 現在値の位置:5日線の下、25日線の上。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(4月8日)、25日線→75日線(5月29日)
 移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き。5日線が下向き  ②強気要因:4月8日のゴールデンクロス後、5日線に沿って上昇中。25日線と75日線のゴールデンクロス、5日・25日線が75日線の上。25日線が上向き、下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
 3月19日から数えて陽線新値14本目(6月8日)、6月9日から数えて逆行新値2本目(6月11日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線新値の出現②強気要因:3月19日以降陽線新値を更新している。
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、20,000円(心理的節目)、21,481円(25日線)
 上値:23,000円・24,000円(心理的節目)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)

日経平均の状態:勢いは、中立。
 理由:25日移動平均線が上向き、陽線新値を更新しているが、直近下落しており勢いが弱まっている。しかし下降トレンドの開始とは判断できないので中立と判断した。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目23,000円を超える。5日線、75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:心理的節目22,000円を下回る。25日線を下回る。25日線が下向く。75日移動平均線を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新(5本超えたら陰転を想定)。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月19日直近安値から81日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから60日、3月19日から陽線新値14本、2カ月以上昇しているため、目先の下落を警戒する必要がある。
日経平均の展望:日経平均は一時23,000円を超え、22,000円代をキープ。このまま上昇するのであれば、22,000円代で下値を切り上げ、23,000円の心理的節目を超える。長期的には24,000円を超えればコロナ以前の上昇傾向となる。陰線の増加、22,000円を下回る、25日線を下回るようであれば、下落する展開を想定する。

2)NYダウ
・現在値:25,605.54US$(6月12日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来、堅調に上昇し4月17日24,264.41US$、6月8日直近高値27,580.21US$(ザラ場)を記録し、心理的節目27,000US$を超えるがその後下落し25,000US$代で下げ止まる。①弱気要因:直近の下落。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、心理的節目27,000US$を超える。
移動平均線 
 向き:5日線 下向き↘ 25日線 上向き↗ 75日線 下向き↘
 順番:5日線>75日線>25日線
 ゴールデンクロス:5日→25日(4月8日)、5日→75日(5月21日)、25日→75日(5月28日)
 現在値の位置:5日線の下、25日線の上。
 移動平均線からは、①弱気要因:5日線、75日線が下向き。 ②強気要因:25日線に沿って上昇中。5日線・25日線が75日線の上にある。ゴールデンクロス:5日→25日(4月8日)、5日→75日(5月21日)、25日→75日(5月28日)
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線4本、陽線3本
 3月23日から数えて陽線新値14本目(6月8日)、6月9日から数えて陰線新値3本目(6月11日)
 ローソク足からは、①弱気要因:直近の陰線の増加、陰線新値の出現、直近の陰線の増加②強気要因:陽線新値を更新中。
・節目:
 上値:27,000US$(心理的節目)、28,000US$(心理的節目)
 下値:24,000US$(心理的節目)、25,198US$(25日線)、25,000US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、中立。
 理由:25日移動平均線が上向き、陽線新値を更新しているが、直近下落しており勢いが弱まっている。しかし下降トレンドの開始とは判断できないので中立と判断した。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目27,000US$を超える。5日線、75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。25日線が下向く。陰線の増加、逆行新値の更新。5日→25日のデットクロスの出現
③時期:3月23日直近安値から81日上昇、4月8日5日→25日のゴールデンクロスから67日、3月23日から陽線新値14本と3カ月近くしているため、目先の下落を警戒する必要がある。
・NYダウの展望:NYダウは27,000US$を超えるが、25,000US$台に下がる。上がるのであれば陽線が出現し、26,000US$を足固めし、さらに心理的節目27,000US$を再度上回る。25日線を下回るなら、下がる展開を考える。
3)為替(US$/¥):109.595円(6月13日(土)0700)
・値動きの推移:3月24日直近高値111.715円(ザラ場)以降、下降を続け5月6日最安値105.987(ザラ場)、その後やや盛り返し107円代に回復、6月5日109.848円(ザラ場)と110円近くまで上昇したが、その後下落。
①弱気要因:3月24日の高値を更新できない、全般的に下降トレンド。直近の下落②強気要因:6月1日以降急激に上昇。
移動平均線 
  向き:5日 下向き↘ 25日  やや上向き↗ 75日 下向き↘
  順番:75日>5日>25日
  現在値の位置:5日線の下。
  ゴールデンクロス:5日→25日(5月15日)、5日→75日(6月2日)、デッドクロス:5日→25日(6月11日)、5日→75日(6月13日)
  移動平均線からは、①弱気要因:5日、75日動平均線が下向き。デッドクロス:5日→25日(6月11日)、5日→75日(6月13日)②強気要因:25日線は上向き
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線4本、陽線3本
・5月7日から数えて陽線新値8本目(6月5日)、6月6日から数えて陰線新値4本目(6月11日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線新値の出現②強気要因:直近1本の陽線。
・節目:下値:106.5円(心理的節目)
    上値:107.5円(25日線)、108円、109円、110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは、中立。
     理由:6月5日以降下落したものの、6月12日陽線の出現で下げ止まる。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:25日線を超える。5日線、75日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日が下向く。陰線の増加、陰線新値の更新。
③時期:6月6日から陰線新値4本目であり、更に陰線新値を更新すれば下落の兆候
・為替の展望::6月5日以降下落したものの、6月12日陽線の出現で下げ止まる。ここでさらに上昇し、25日線を上回れば上昇期待、さらに陰線が出れば下降を想定する。
4)総合判定:市況は、中立。
 ・理由:日経平均、NYダウ、為替は直近高値より一時調整が入る。
 ・今後の展望:3月末からの上昇基調が続いてたが、日頃的に調整が入った。押し目となるか、2段底となるか見極めながら、すこしづつ仕込む。
2.重要な判断事項と判断材料
1)円安・円高のトレンド:107.5円を超えるか?
2)米国市場の上昇:27,000US$台を再びこえるか?
3)日本株の上昇:23,000円台を超えるか否か?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?
3.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:買い増しか?
2)【PM】 フィリップモリス:買い増しか?
3)みずほ【8411】:130円。買いポジションを増やすか?
4)サザン【SO】:安定の電力会社。下がった今が仕込み時か?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。