万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#67報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、7月も半ば、情勢判断だよ。

1.市況
1)日経平均
・現在値:22,696.42円(7月17日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、堅調に上昇し4月30日20365.89円、6月8日直近高値(終値)23,178.1円と23,000円代を超えるが、その後下落し22,000円代で推移している。①弱気要因:23,000円から下落、②強気要因:心理的節目22,000円代を維持、心理的節目23,000円代を一時超える。③中立要因:6月16日以降、22,000円~23,000円を推移
移動平均線
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 横ばい→ 75日線 上向き↗
 順番:5日線>25日線>75日線
 現在値の位置:5日線と重なる。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(7月8日)
 移動平均線からは、①弱気要因: なし ②強気要因:5日線と25日線のゴールデンクロス(7月8日)5日線・25日線が75日線の上。5日線が上向き。75日線が上向きであり下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線4本、陽線3本
 3月19日から数えて陽線新値14本目(6月8日)、6月9日から数えて逆行新値3本目(6月15日)
 ローソク足からは、①弱気要因:直近の陰線の増加②強気要因:3月19日以降陽線新値を更新している。③中立要因:6月15日以降、新値の更新は膠着状態
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、20,000円(心理的節目)、21,014円(75日線)、22,000円(心理的節目)
 上値:23,000円(心理的節目)、23178.1円(6月8日直近最高値)・24,000円(心理的節目)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)
日経平均の状態:勢いは、中立。
 理由:直近下落し22,000円代で推移し、陰線も陽線も新値を更新が停滞しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目23,000円を超える。25日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日線が下向く。75日移動平均線を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新(5本超えたら陰転を想定)。
③時期:3月19日直近安値から110日、3月19日から陽線新値14本、6月16日以降22,000~23,000円で推移し上昇、下降の兆候は見られない。
日経平均の展望:日経平均は一時23,000円を超え、下落したものの22,000円代をキープ。このまま上昇するのであれば、陽線が増え、23,000円の心理的節目を超える。長期的には24,000円を超えればコロナ以前の上昇傾向となる。陰線の増加、25日線、75日線を下回るようであれば、長期的に下落する展開を想定する。

2)NYダウ
・現在値:26,671.95US$(7月17日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来、堅調に上昇し4月17日24,264.41US$、6月8日直近高値27,580.21US$(ザラ場)を記録し、心理的節目27,000US$を超えるがその後下落し25,000US$代で下げ止まり25,000~27,000US$で推移する。①弱気要因:なし。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、心理的節目27,000US$を一時超える。③中立要因:25,000~27,000US$で推移
移動平均線 
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 横ばい→ 75日線 上向き↗
 順番:5日線>25日線>75日線
 ゴールデンクロス:5日→25日(7月13日)
 現在値の位置:5日線と重なる。
 移動平均線からは、①弱気要因:なし ②強気要因:5日→25日のゴールデンクロス。5日線、75日線が上向き。5日線、25日線が75日線の上。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線5本、陽線2本
 3月23日から数えて陽線新値14本目(6月8日)、6月9日から数えて陰線新値4本目(6月12日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:なし③中立要因:新値更新の停滞
・節目:
 上値:27,000US$(心理的節目)、28,000US$(心理的節目)
 下値:24,834US$(75日線)、25,000US$(心理的節目)、26,000US$(心理的節目、75日線)
・NYダウの状態:勢いは、中立。
 理由:値動きが25,000~27,000US$で推移しているため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:25日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:75日線を下回る。心理的節目25,000US$を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新。
③時期:6月15日以降、値動きが25,000~27,000US$で推移しているため、上昇、下降の兆候の出現に注意が必要。
・NYダウの展望:NYダウは値動きが25,000~27,000US$で推移しており、心理的節目25,000US$、75日線を下回るならば下降を警戒する。27,000US$を超えてくれば、上昇が見えてくる。
3)為替(US$/¥):107.026円(7月18日(土)0700)
・値動きの推移:6月5日109.848円(ザラ場)と110円近くまで上昇したが、その後下落7月日108.164円(ザラ場)まで盛り返すが、下降し107円を割り込む。
①弱気要因:3月24日の高値を更新できない、全般的に下降トレンド。直近の下落②強気要因:なし。
移動平均線 
  向き:5日 下向き↘ 25日  下向き↘ 75日 下向き↘
  順番:75日>25日≧5日
  現在値の位置:5日線の下。
  デッドクロス:5日→25日(6月11日)、5日→75日(6月13日)
  移動平均線からは、①弱気要因:全ての動平均線が下向き。②強気要因:なし
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線5本、陽線2本
・6月30日から数えて陰線新値5本目(7月10日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線新値の更新②強気要因:なし
・節目:下値:106.07円(6月23日直近安値)、106円(心理的節目)
    上値:107.48円(75日線)、108円、109円、110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは、弱気。
     理由:直近陰線の増加、移動平均線が下向き。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:75日線を超える。5日・25日線が上向く。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:陰線の増加、陰線新値の更新。106.07円(6月23日直近安値)を下回る。
③時期:6月30日から陰線新値5本目であり、更に陰線新値を更新すれば下落の兆候
・為替の展望::6月30日以降下落し陰線新値5本目。さらに陰線新値の更新、106.07円(6月23日直近安値)を下回れば下降トレンドを想定。
4)総合判定:市況は、中立。
 ・理由:日経平均、NYダウは2ヶ月ほどレンジで推移している。
 ・今後の展望:日経平均、NYダウは2ヶ月ほどレンジで推移しており、やや上昇してきたが節目を超えていない。下値を割り込んだときは下降トレンドを警戒。ドルを買って米国株をすこしづつ仕込む。
2.重要な判断事項と判断材料
1)円安・円高のトレンド:106円を下回るか?
2)米国市場の下降:25,000US$台を下回るか?
3)日本株の上昇:23,000円台を超えるか?22,000円代をキープできるか?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?

4.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:買い増しか?
2)【PM】 フィリップモリス:買い増しか?
3)みずほ【8411】:130円代。買いポジションを増やすか?
4)サザン【SO】:安定の電力会社。下がった今が仕込み時か?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。