万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【どうにもならなくて、どうでも良い話②】大学は、勉強をするところだが勉強ができなくても入れる。

一芸入試というのがあって、けん玉や魚の三枚おろしなどの特技で大学に入れたという話をした。

 

一芸入試が今はどうなったかわからないが、スポーツ推薦というのは昔も今もある。

勉強そっちのけで、駅伝やラグビーで大学に入り、ひたすらスポーツ一筋で大学生活を送り、卒業していく。

強豪校に入るためには、インターハイレベルの実績がなければならず、一般受験よりも努力も才能も必要だ。

大学に入ったら入ったで、寮生活で部活漬けのキャンバスライフが待っている。授業には練習や遠征でほとんど出れない。私が学生のころ、ラグビー全日本代表の猛者が、一般教養の体育を落として留年していた。

しかし、そんな体育会の輩も就職では優遇される。一流企業には体育会OBがいっぱいてコネがあるし、スポーツで培った忍耐力や縦社会での服従心は企業ソルジャーとして評価される。

大学のOBもやれ箱根駅伝はシード権が云々とかラグビーは決勝までいったとか、お祭り騒ぎだ。スポーツは頑張ってない人にも帰属意識や、仕事や勉強の現実を忘れさせてくれる。

勉強って大切だけど、勉強そっちのけで生きていけちゃうんだよね。

以上、つづく。