万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【相場感】投資において勝つとは何か?勝敗の意味と3つのポイント。

諸君!勝つとは、何か?                                                                                                     投資に於いて勝つこととは、儲かることだ!

バブルと言われた時代、「愛は勝つ」*¹という歌があった。果たして何に勝つのか?  心~配ないからね~♬その頃新品伍長だった私はこの歌を聴くとなぜか心配になった。

戦争においては、勝つとは敵の戦意を破砕することだ。相手が降参するまで戦いは終わらない。連邦軍は「コロニー落とし」*²にも屈することなく戦った。

では、投資に於いては勝つとはどういうことか?何に対して勝つのか?

投資には敵はいない。相場があるだけだ。自分の判断で株を買って、売却益か配当をもらう。そして儲かれば勝ちだ。

つまり、利益>損失となればよい。私が尋常小学校卒の私の祖父から教えられただれでもわかる理論だ。このためのポイントは3つだ。

1.勝率よりも利益率                              投資は、野球でいったら、得失点差だけで競うようなものだ。たとえば、3回試合をして1戦目:1対2で負け、2戦目:2対3で負け、3戦目:3対0で勝ちだったとする。この場合、勝率では1勝2敗で負け越しだが、得失点では6対5で勝ち越せる。プロでも勝率は5割程度だ。それでも勝ち越すためには、損を上回る利益を積み重ねることだ。

2.勝てる場面だけ勝負に出る。                                     投資は、選択の自由がある。トーナメントでもリーグ戦でも対戦相手は選べないが、投資は自分で銘柄を選べる。勝てそうな時だけ勝負を挑んで、それ以外は何もしないのもありだ。

3.継続して利益を出す。                            投資は、決勝戦で勝てば終わりではない。この一戦が天下を分けるということもない。決定的な負けを避け、継続的に利益を積み重ねることが重要だ。

以上。つづく。

 

注1:「愛は勝つ」は、KAN作詞・作曲の楽曲。また、「KANの8枚目のシングル。1990年9月1日にポリドールから発売された。」(Wikipedia)。このシングルリリース前年の大納会1989年12月29日、日経平均は史上最高値の「3万8915円87銭」を記録。その後バブルははじけていく。まさに時代を象徴する曲だ。

注2:コロニー落とし(コロニーおとし)とは、「アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズで用いられる攻撃方法及び作戦。スペースコロニーを質量兵器として地球や月の目標地点に落下させて目標を含む一帯を破壊する。 」(Wikipedia)。マニア以外の諸君は読み飛ばしてもまったく影響まったくはない。