諸君、今年7回目の、情勢判断。
〈2024年2月26日(月)~3月1日(金)〉
1.現在値:39,910.82円(3月1日(金)終値)
2.概況:
10月30日(月)ザラ場最安値30,538.29円から一旦上昇、下降、75日線を下支えとして反発し12月21日(木)5日線が25日線とゴールデンクロス、その後5日線に沿って株価は上昇、36,000円、37,000円、38,000円と心理的節目を超えていき、2月22日(木)に日経平均最高値38,915円を更新さらに39,000円代の大台に乗った。 今週は2月26日(月)初値39,320.64円で始まり39,000円代をキープ、3月1日(月)にはザラ場39,990.23 円と40,000円代まであと10円に迫る。
3.トレンド:上昇↗
75日線が上向いており、終値ベースで10月4日(水)、10月30日(月)と直近下値切り上げ、10月12日(木)、11月24日(金)、1月23日(火)、3月1日(金)と直近高値を更新しているため。
4.相場の強弱
1)判定:強気
2)理由:
移動平均線から、12月21日(木)に5日線→25日線のゴールデンクロス以降5日線>25日線>75日線の順で推移している。また、移動平均線の傾きは全て上向きで推移しており、強気と判断
ローソク足から、12月8日(金)から数え3月1日(金)陽線新値12本目であることは強気要因。
移動平均線を主要な判断要因として、ローソク足、さらに株価が5日線の上で新高値を更新したうえ史上最高値を更新したことから、総合的に判断して強気と判断
陽線新値:12月8日(金)を起点として1本目(12月11日)、2本目(12月19日)、3本目(12月20日)、4本目(1月9日)、5本目(1月10日)、6本目(1月11日)、7本目(1月15日)、8本目(1月22日)、9本目(2月13日)、10本目(2月15日、11本目(2月22日)、12本目(3月1日)
陰線新値:1月22日(月)を起点として1本目(1月23日)、2本目(1月23日)、3本目(1月24日)、4本目(1月25日)
3)確信度★★★★★
5.節目
1)上値:40,000円(心理的節目)、40,500円(心理的節目)、41,000円
2)下値:5日線、39,000円(心理的節目)、25日線、37,000円(心理的節目)
6.展望
1)上がるシナリオ
心理的節目39,000円を底固めして、5日線に沿って上昇、心理的節目39,500円更に40,000円を超える。下がったとしても38,000円を維持、39,000円代に回復する。
2)下がるシナリオ
株価は40,000円をトライするも超えられず、あるいは39,000円代を維持できず、やがて陰転して株価は38,000円を割り込み5日線は下向き↘が続き25日線とデッドクロス。
7.来週の予想レンジ
39,000円~40,500円:40,000円を超えるか、39,000円を維持できるか。
8.判定:買い
1)確信度★★★☆☆
強気で日経平均史上最高値更新し上昇の可能性ありと判断した。押し目買いに押し目なし、トレンドに乗るべし。注意する点としては、陽線新値12本目と相場は成熟段階であり、また今までの上昇の反動で下がる可能性もあり、これを考慮して慎重に買い建て40,000円代で注意深く押し目を狙い、今後上昇の余地を伺う。
2)注意すべき兆候
・心理的節目40,000円を超えるか
・陰線新値の出現
・心理的節目39,000円をキープできるか
・5日線が上向きをキープできるか。
3)建て方の方針:まず試し玉、あとはどこまで上昇するかみて判断
4)予想と反した場合の対処:大陰線の出現、38,000円付近で下がりそうであればまずヘッジの空売り、25日線を下回るなら手じまい。
なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。