諸君、今年4回目の、情勢判断。
〈2024年2月5日(月)~2月9日(金)〉
1.現在値:36,897.42円(2月9日(金)終値)
2.概況:
10月30日(月)ザラ場最安値30,538.29円から11月20日(月)にザラ場33,853.46円まで一旦上昇、その後12月8日(金)陰線を伴いザラ場32,205.38円まで下がるが75日線を下支えとして反発し再度上昇、12月21日(木)5日線が25日線とゴールデンクロス、その後5日線に沿って株価は上昇、1月15日(月)にザラ場36,008.23円と36,000円の大台に乗り、更に1月23日(火)はザラ場36,984.51円とバブル後最高値を記録、これをピークに36,000円前後で推移、今週は2月5日(月)初値36,419.34円で始まり以後36,000円代をキープ、37,287.26円と遂に心理的節目37,000円を突破した。
3.トレンド:上昇↗
75日線が上向いており、終値ベースで10月4日(水)、10月30日(月)と直近下値切り上げ、10月12日(木)、11月24日(金)、1月23日(火)、2月9日(金)と直近高値を更新しているため。
4.相場の強弱
1)判定:強気
2)理由:
移動平均線から、12月21日(木)に5日線→25日線のゴールデンクロス以降5日線>25日線>75日線の順で推移している。また、移動平均線の傾きは全て上向きで推移しており、強気と判断
ローソク足から、12月8日(金)から数え1月17日(木)陽線新値8本目であることは強気要因。一方、1月23日(火)は最高値を記録するも上髭陰線となり4日連続で陰線新値を更新したが更新はストップ、1月23日(火)の高値更新しているため陰転していない。(以後、陰線カウントリセット。)
総合的に判断して、移動平均線を主要な判断要因、ローソク足、さらに株価が5日線の上で新高値を更新したことから、強気と判断
陽線新値:12月8日(金)を起点として1本目(12月11日)、2本目(12月19日)、3本目(12月20日)、4本目(1月9日)、5本目(1月10日)、6本目(1月11日)、7本目(1月15日)、8本目(1月22日)
陰線新値:1月22日(月)を起点として1本目(1月23日)、2本目(1月23日)、3本目(1月24日)、4本目(1月25日)
3)確信度★★★★★
5.節目
1)上値:37,000円(心理的節目)、37,500円(心理的節目)
2)下値:5日線、36,500円(心理的節目)、36,000円(心理的節目)、25日線、75日線
6.展望
1)上がるシナリオ
心理的節目37,000円を終値ベースで超え、5日線に沿って上昇、更に37,500円を超えてくる。下がっても心理的節目36,500円あるいは25日線で下げ止まり安値を切り上げ36,ていき陽線新値10本を目途に上昇
2)下がるシナリオ
株価は37,000円代超えをトライするも超えられず、新高値更新はストップ。やがて陰転して株価は25日線を下回り、5日線は下向き↘が続き25日線とデッドクロス。
7.来週の予想レンジ
36,500円~37,500:36,500円代をキープできるか、37,000円を超えるか
8.判定:買い
1)確信度★★★★☆
強気で新高値更新と更に上昇の兆しがあるため
2)注意すべき兆候
・陰線新値の出現
・心理的節目36,500円をキープできるか
・5日線が上向きをキープできるか。
3)建て方の方針:試し玉、36,500円位で押し目を狙う
4)予想と反した場合の対処:37,000円付近で下がりそうであればまずヘッジの空売り、36,500円を下回るなら手じまい。
なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。