万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【分析】アベノミクスが終了する2つの理由!

諸君!第2次安倍政権が発足してか株価が上がったのは事実。民主党政権下では、震災やら原発やらで株価は最悪。

これを改善したのは安倍政権の金融政策アベノミクスによるところが大きいといわれている。だが、そろそろ、アベノミクス効果も終了してもよいころだ。理由は、2つ

 

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          アベノミクス前後の日経平均の動き

 

①理由その1:景気循環の波から考えて時期的に終わっても良いころ。

景気の波は繰り返されるが、過去の実績から好景気が続くのは4~5年が良いところだ。以下、戦後の主要な好景気だ。最長はいざなみ景気の6年1カ月(73ヶ月間)と言われている。

いざなぎ景気:1965年(昭和40年)11月から1970年(昭和45年)7月までの3年9ヶ月(57か月)

〇いざなみ景気:2002年2月から2008年2月までの6年1カ月(73ヶ月間)

〇バブル景気:1986年12月から1991年2月までの51ヶ月(4年3ヶ月間)、この間、1989年12月29日に日経平均の史上最高値38,915.87円を記録する。

アベノミクスは2012年12月26日安倍政権発足から続いているとすると、2019年4月の時点で6年3ヶ月(75ヶ月)続いていることになる。好景気の終わりは、後になってからでないとわからないが、いつ終わってもおかしくない。

②理由その2:いろいろテコ入れしているが、バブルの絶頂期には遠く及ばない。

アベノミクス期間中の日経平均の最高値は2018年10月2日の24270.62円。これは、バブル崩壊後の最高値であるが、日経平均の史上最高値38,915.87円(1989年12月29日)には遠く及ばない。

アベノミクスでは日銀がETF買ったりドーピングまがいの政策で株価を無理やり押し上げている。日銀に買われたETFはいつかは売られるので株価が下がるときがくる。いろいろテコ入れしても、バブルの絶頂期に遠く及ばないのでこれが限界ではないか?

安倍政権が続く限り結果はどうあれアベノミクスは続くだろう。景気が上がりそうな材料はオリンピックぐらいだ。

だから、政権継続、オリンピック開始までに日経平均のバブル後最高値の24270.62円を超えるか否かがカギだ。これを超えそうもないなら、そろそろ下げ相場を予想して投資した方が得策だ。

以上。つづく。