野口英世、ノーベル賞に三回もノミネートされた名医学者、誰もが認める偉人中の偉人だ。
しかし、この輩、借金癖、浪費癖、かなり破天荒な人物だ。
立身出世を目指して知人から学費を借りるも、遊郭で散財。婚約者の親から借金して、アメリカ留学。
これって、最近ワイドショーで聞いたような話、
アメリカ留学して弁護士を目指す、K氏そっくりではないか?
しかし、ドクター野口は、偉人中の偉人、K氏のような小物感がない。
何が違うのか?ドクター野口とK氏の違いを考えて思いついたのが、3点。
1.努力家
ドクター野口は、絶大な努力で実績を積んできたが、K氏は要領も良く大学に入り、おんぶにだっこ感が否めない。
2.命を張っている。
ドクター野口は、黄熱病の病原菌を発見するためアフリカに渡るのだが、自ら黄熱病にかかり、没す。今であったら、コロナのワクチンを研究するために命をかけるようなものだ。そこまでやるのだから、やはり偉大だ。
3.結果的に社会に貢献している。
アフリカでは効果がなかった野口ワクチンも、エクアドルでは効果があった。動機はどうあれ、誰もが認める社会貢献をしているのだから賞賛に値する。
やはり、偉人が偉大であるのには、訳がある。それを気づかせてくれたK氏も人は違う何かがあると思う今日この頃。
以上、つづく。