万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#68報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、8月も半ば、情勢判断だよ。

1.市況
1)日経平均
・現在値:23,289.36円(8月14日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、堅調に上昇し4月30日20365.89円、6月8日直近高値(終値)23,178.1円と23,000円代を超えるが、その後下落し22,000円代で推移し、再び23,000円代に復活。①弱気要因:直近高値を超え切らない、②強気要因:心理的節目23,000円代を超える。
移動平均線
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
 順番:5日線>25日線>75日線
 現在値の位置:5日線の上。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(8月11日)
 移動平均線からは、①弱気要因: なし ②強気要因:5日線と25日線のゴールデンクロス(8月11日)5日線・25日線が75日線の上。5日線が上向き。75日線が上向きであり下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
 7月31日から数えて陽線新値5本目(8月11日)
 ローソク足からは、①弱気要因:直近の陰線②強気要因:7月31日以降陽線新値を更新している。
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、20,000円(心理的節目)、21,869円(75日線)、22,000円(心理的節目)
 上値:24,000円(心理的節目)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)
日経平均の状態:勢いは、強気。
 理由:心理的節目23,000円を超え、移動平均線が上向きのため。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目24,000円を超える。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。5日線が下向く。陰線の増加、逆行新値の更新(5本超えたら陰転を想定)。23,000円を抜き切らない場合
③時期:7月31日から陽線新値5本目、下降の兆候は見られない。
日経平均の展望:日経平均は23,000円を超える。このまま上昇するのであれば、陽線が増え、23,000円の心理的節目を超える。長期的には24,000円を超えればコロナ以前の上昇傾向となる。陰線の増加、25日線、75日線を下回るようであれば、長期的に下落する展開を想定する。

2)NYダウ
・現在値:27,931.02US$(78月14日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来、6月8日27,580.21US$(ザラ場)を記録し心理的節目27,000US$を超えるが、その後下落し再び上昇、8月10日28154.88US$と心理的節目28,000US$を超える。①弱気要因:なし。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、心理的節目28,000US$を一時超える
移動平均線 
 向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
 順番:5日線>25日線>75日線
 ゴールデンクロス:5日→25日(7月13日)
 現在値の位置:5日線と重なる。
 移動平均線からは、①弱気要因:なし ②強気要因:5日→25日のゴールデンクロス。5日線、25日線、75日線が上向き。5日線、25日線が75日線の上。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
 7月30日から数えて陽線新値6本目(8月10日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:陽線新値の更新、直近の陽線の増加
・節目:
 上値:29,000US$(心理的節目)、29551.42US$(2月12日史上最高値)
 下値:25,000US$(心理的節目)、26,000US$(心理的節目)、27,000US$(心理的節目、75日線)
・NYダウの状態:勢いは、強気。
 理由:陽線新値の更新、心理的節目28,000US$の更新
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目29,000US$を上回る。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:25日線を下回る。心理的節目25,000US$を下回る。陰線の増加、逆行新値の出現。
③時期:6月15日以降、値動きが25,000~27,000US$で推移しているため、上昇、下降の兆候の出現に注意が必要。
・NYダウの展望:NYダウは心理的節目28,000US$を超えた。25日線に沿って上昇し心理的節目29,000US$を超えれば、更に上昇。75日線を下回るならば下降を警戒する。
3)為替(US$/¥):106.571円(8月15日(土)0700)
・値動きの推移:6月5日109.848円(ザラ場)と110円近くまで上昇したが、その後下落7月日108.164円(ザラ場)まで盛り返すが、下降し107円を割り込み再び回復。
①弱気要因:3月24日の高値を更新できない、全般的に下降トレンド。直近の下落②強気要因:7月31日以降、107円まで一時回復。
移動平均線 
  向き:5日 上向き↗ 25日  横ばい→ 75日 下向き↘
  順番:75日>5日>25日
  現在値の位置:25日線の下、5日線の上。
  ゴールデンクロス:5日→25日(8月11日)
  移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き。②強気要因:ゴールデンクロス:5日→25日(8月11日)
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
・7月30日から数えて陽線新値5本目(8月10日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:陽線新値の更新
・節目:下値:106円(心理的節目)、106.3円(25日線)
    上値:107円(75日線)、108円、109円、110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは、やや弱気。
     理由:直近上昇しているが、移動平均線が下向き。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:25日線、75日線の上昇、75日線を超える。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:陰線の増加、陰線新値の更新。
③時期:7月30日から陽線新値5本目であり、目先調整に注意
・為替の展望:107円を超えれば
4)総合判定:市況は、強気。
 ・理由:日経平均、NYダウは新高値を更新。
 ・今後の展望:日経平均、NYダウは2ヶ月ほどレンジで推移し、節目を超えた。これから本格的な上昇になるか静観。
2.重要な判断事項と判断材料
1)円安・円高のトレンド:107円を上回るか?
2)米国市場の上降:29,000US$台を下回るか?
3)日本株の上昇:24,000円台を超えるか?23,000円代をキープできるか?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?

4.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:買い増しか?
2)【PM】 フィリップモリス:買い増しか?
3)みずほ【8411】:140円代。買いポジションを増やすか?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。