万ねん少佐の配当日記

投資、節約、ほどほどな生業でセミリタイアをめざすサラリーマンの悪あがき

【#72報告会議】~情勢判断~日経平均・NYダウ・為替の今日このごろ

諸君、9月も半ば、情勢判断だよ。

1.市況
1)日経平均
・現在値:23,406.49円(9月11日(金)終値
・値動きの推移:3月19日直近最安値(ザラ場)16358.19以来、6月8日23,178.1円と23,000円代を超え9月3日直近高値23,580.51円、22,800~23,000円を推移。①弱気要因:6月8日以降、23,000円代で推移し大きく上昇していない②強気要因:心理的節目23,000円代を超え、底堅く推移。
移動平均線
 向き:5日線 横ばい→ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
 順番:5日線>25日線>75日線
 現在値の位置:5日線と重なる。
 ゴールデンクロス:5日線→25日線(8月11日)
 移動平均線からは、①弱気要因:  なし。②強気要因:5日線と25日線のゴールデンクロス(8月11日)5日線・25日線が75日線の上。25日線・75日線が上向きであり下値のサポートラインとなる。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線2本、陽線5本
 7月31日から数えて陽線新値6本目(8月25日)
 8月25日から数えて陰線新値2本目(8月28日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:7月31日以降陽線新値を更新している。直近の陽線の増加
・節目:
 下値:16358.19円(3月19日最安値)、20,000円(心理的節目)、22,668円(75日線)、23,096円(25日線)
 上値:23,580.51円(9月3日直近高値)、24,000円(心理的節目)、24,448.07(2018年最高値、10月2日)
日経平均の状態:勢いは、強気。
 理由:心理的節目23,000円を超え、25日・75日移動平均線が上向き。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:心理的節目24,000円を超える。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:75日線を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新(5本超えたら陰転を想定)。
③時期:7月31日から陽線新値6本目、目先調整を警戒
日経平均の展望:日経平均は23,000円前後を推移している。さらに下がるのであれば陰線の増加、75日線を下回るようであれば、長期的に下落する展開を想定する。23,580.51円(9月3日直近高値)を超え、長期的には24,000円を超えればコロナ以前の上昇傾向となる。

2)NYダウ
・現在値:27,665.64US$(9月11日(金)終値
・値動きの推移:3月23日直近最安値(ザラ場)18213.85US$以来上昇を続け9月3日直近最高値29,199.35US$を記録するが27,000US$代に調整。①弱気要因:直近の下落。②強気要因:3月23日からの直近安値からの上昇継続、一時心理的節目29,000US$を超える。
移動平均線 
 向き:5日線 下向き↘ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
 順番:25日線>5日線>75日線
 デッドクロス:5日→25日(9月9日)
 現在値の位置:5日線の下。
 移動平均線からは、①弱気要因:5日→25日のデッドクロス。5日線の下降 ②強気要因:25日線、75日線が上向き。5日線、25日線が75日線の上。
ローソク足
 直近7本の陰陽:陰線4本、陽線3本
 7月30日から数えて陽線新値10本目(9月1日)、9月3日から数えて陰線新値4本目(9月10日)
 ローソク足からは、①弱気要因:陰線新値を更新、直近の陰線の増加②強気要因:陽線新値を更新中
・節目:
 上値:29,000US$(心理的節目)、29551.42US$(2月12日史上最高値)
 下値:25,000US$(心理的節目)、26,849US$(75日線)、27,500US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、やや強気。
 理由:陽線新値の更新、心理的節目29,000US$の更新するも一時調整中
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:5日線が上向く。心理的節目28,000US$を上回る。陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:75日線を下回る。心理的節目25,000US$を下回る。陰線の増加、逆行新値の更新。
③時期:9月3日から陰線新値が出現し、5本を超えた場合、今後の更なる下落に注意が必要。
・NYダウの展望:NYダウは心理的節目29,000US$を超えるが一時調整。回復するのであれば25日線に沿って上昇し心理的節目28,000US$を超え、更に29,000US$を超え上昇。75日線を下回る、陰線新値を更新するならば下降を警戒する。
3)為替(US$/¥):106.243円(9月5日(土)0700)
・値動きの推移:6月5日109.848円(ザラ場)と110円近くまで上昇したが、その後下落7月日108.164円(ザラ場)まで盛り返すが、下降し106円を割り込み再び106円代に回復。
①弱気要因:3月24日の高値を更新できない、全般的に下降トレンド。②強気要因:106円代に回復
移動平均線 
  向き:5日 下向き↘ 25日  上向き↗  75日 下向き↘
  順番:75日>5日≧25日
  現在値の位置:5日線の上。
  移動平均線からは、①弱気要因:75日線が下向き。5日線、25日線は75日線の下。②強気要因:25日線が上向き
ローソク足:直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
・7月30日から数えて陽線新値5本目(8月13日)
 8月13日から数えて陰線新値4本目(8月28日)
 ローソク足からは、①弱気要因:なし②強気要因:なし
・節目:下値:105円(心理的節目)
    上値:107円(心理的節目)106.72円(75日線)、108円、109円、110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは、やや弱気。
     理由:一時的に上昇したが停滞、長期的には75日移動平均線が下向き。
・今後の判断要因 
①上昇の兆候:陽線の増加、陽線新値の更新
②下降の兆候:陰線の増加、陰線新値の更新。
③時期:8月13日から逆行新値が出現、本格的な下げに警戒
・為替の展望:為替は106円代まで下がる。75日線を超えれば上昇、下がるならば106円、105円の節目を下回る。
4)総合判定:市況は、中立。
 ・理由:日経平均は上昇基調、NYダウは直近調整中、為替は直近回復したが長期で下降とまちまち
 ・今後の展望:日経平均は上昇、NYダウは直近下がったが、一時的な調整であるか確認する必要がある。利益を少しづつ確定し、様子を見ながら買い増しの準備。
2.重要な判断事項と判断材料
1)円安・円高のトレンド:107円を上回るか?
2)米国市場の上降:29,000US$台を上回るか?
3)日本株の上昇:24,000円台を超えるか?23,000円代をキープできるか?
 
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)JAL【9201】:配当利回り5%超え、買い時か?

4.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)【T】 AT&T:28US$になったら買い増しか?
2)【ABBV】 アッヴィ:下がったので買い増しか?
3)【GISゼネラル・ミルズ:下がったので買い増しか?

なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。