諸君、情勢判断だよ。
１．市況
１）日経平均
・現在値：20,884.71（６月７日（金）終値）
・移動平均線
向き：５日線 上向き↗ ２５日線 下向き↘ ７５日線 横ばい→
順番：７５日線＞２５日線＞５日線
現在値の位置：５日線の上、２５日線の下。
デッドクロス：５日線→２５日線（５月８日）、５日線→７５日線（５月１４日）、２５日線→７５日線（５月３１日）
移動平均線からは、中立。 ・ローソク足：
直近７本の陰陽：陰線２本、陽線５本
陽線新値３本目（直近安値６月４日から数えて）
ローソク足からは、やや強気。 ・節目：
下値：20,289円（直近安値６月４日）、20,000円（心理的節目）、19,000円付近（心理的節目、直近安値）、
上値：21,000円（心理的節目）、21,450円付近（７５日線）、22,000円・23,000円（心理的節目）、22,698.79（直近高値１２月３日）24,448.07（2019年最高値、１０月２日）
・日経平均の状態：勢いは、やや強気、トレンドは、下降、上昇の余地、ある。
理由：５日線が上向き、直近の陽線が増え５日線を超えたためやや強気と判定した。一方、移動平均線は、２５日線が下向きでありトレンドは下降と判断した。また、高値圏に到達していないので、まだ上昇の余地はあると判断した。
・日経平均の展望：
現在値は、５日線を超え、下げ止まって値を戻してきた。今後20,800円付近で底固めして２５日線を超えてくれば上昇の予兆が見える。さらに２５日線が上向きになれば上昇トレンドに乗ってくる。下がるのであれば、20,800円で底固めができず20,000円の節目を下回る。19,000円を割れば長期的な下降トレンドとなるであろう。
２）NYダウ
・現在値：25,983.94 US$（６月７日（金）終値）
・移動平均線
向き： ５日線 上向き↗ ２５日線 やや下向き↘ ７５日線 横ばい→
順番：７５日線＞２５日線＞５日線
現在値の位置：７５日線と重なる。
デッドクロス：５日線→２５日線（５月６日）、５日線→７５日線（５月６日）、２５日線→７５日線（５月３０日）
移動平均線からは、中立。
・ローソク足：
直近７本の陰陽：陰線５本、陽線２本
直近安値（６月３日）から数えて陽線新値４本目
ローソク足からは、やや強気。
・節目：
下値： 24,000US$（心理的節目） 、21,700US$付近（直近安値１２月２４日）
上値：25,900US$付近（７５日）、26,000US$付近（心理的節目）、26,951US$（１０月３日、２０１８年の最高値）
・NYダウの状態：勢いは、強気。トレンドは、判断できない、 上昇の余地、ある。
理由：４月２３日以降下落し陰線が増加、２５日、５日線が下向き、５日線→２５日線、５日線→７５日、２５日線→７５日線のデッドクロス、弱気と判定した。また、７５日線はゆるやかなものの上向きであるが、５日線、２５日線は下向きであり、トレンドは下降と判断した。また、高値圏に到達していないので、まだ上昇の余地はあると判断した。
・NYダウの展望：現在値が７５日線と重なり、26,000US$の節目と重なる。上がるのならば、26,000US$で底固めして上を目指す展開。24,000US$（心理的節目）を割り込み 、さらに21,700US$付近（直近安値１２月２４日） を割れば長期的な下降トレンドとなるであろう。
３）為替（US$／￥）： 108.15（６月８日（土）0600）
・移動平均線
向き：５日 下向き↘ ２５日 下向き↘ ７５日 やや下向き↘
順番：２５日＞７５日＞５日
デッドクロス：５日→７５日（５月７日）、２５日→７５日（５月１７日）
現在値の位置：５日線のと重なる。
移動平均線からは、弱気。
・ローソク足：直近７本の陰陽：陰線４本、陽線３本
直近高値（４月２４日）から数えて陰線新値１１本目。
ローソク足からは、弱気。 ・節目：下値：108円（心理的節目）、107円（心理的節目、直近安値）
上値：109円（心理的節目）、109.45（２５日線）110円（心理的節目）、110.73（７５日線）
・為替の状態：勢いは弱気、トレンドは、下降。上昇の余地は、判断できない。
理由：陰線が増え、直近の陰線の数から弱気と判断した。また、トレンドは５日線、２５日線の向きから下降と判断した。上昇の余地は、下降トレンドであり判断できない。
・為替の展望：方向性は下げだが、108円付近で下げ止まった感がある。ここで下げ止まれば上昇の兆しが見える。更に円高が進めば108円、107円を割ってくるか底値を探る展開。
４）総合判定：市況は、やや強気。上昇の余地はある。
理由：日経平均、NYダウは下げ止まり陽線が増え、為替は下げ止まってきたのでやや強気と判断した。
底値を探って仕込みを検討する。一方で更なる下げに警戒する。日本株はリートなどを物色、信用売買の検討、米国株は、底値を確認して買いを検討。
２．監視銘柄の状況（特出するもの）
１）アップル［APPL］：高値から10%近く下がり順調に回復傾向。仕込み時か？
２）VISA［V］：また下がったら買ってみたいが利回りが低い。
３）ボーイング［BA］：墜落事故を受けて暴落、買い戻しか、スルーか？
３．保有銘柄の状況（特出するもの）
１）日本たばこ［２９１４］配当利回り６％以上、しかし含み損増大。
２）日産自動車［７２０１］減配し配当利回り５％程度、そして含み損増大。
３）スリーエム［MMM］：160US$台に回復。さらに買い増しか？
４）みずほ［８４４１］１５０円と下がってきた。買い時か、更に下がるか？
以上。なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。つづく。
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