諸君、11月も終わり、情勢判断だよ。
1.市況
1)日経平均
・現在値:23,293.91円(11月29日(金)終値)
・移動平均線
向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
順番:5日線>25日線>75日線
現在値の位置:5日線と重なる。
ゴールデンクロス:5日線→25日線(10月15日)
*5日線→25日線のデッドクロス寸前⁇
移動平均線からは強気。
・ローソク足
直近7本の陰陽:陰線6本、陽線1本
10月4日から数えて、陽線新値10本目
11月11日から数えて陰線新値4本目
ローソク足からは、やや弱気。
・節目:
下値:23,000円(心理的節目)、22,000円・21,000円(心理的節目)
上値:24,448.07(2019年最高値、10月2日)、24,000円(心理的節目)23,500円(心理的節目)
・日経平均の状態:勢いはやや強気、トレンドは上昇、上昇の余地はある。
理由:移動平均線の順番5日線>25日線>75日線であるが、ローソク足からやや勢いが落ちており総合判定はやや強気と判断。トレンドは移動平均線の向きから上昇と判断。上昇の余地はまだ最高値更新に至ってないためあると判断した。
・日経平均の展望:
日経平均は、23,000円の心理的節目を超え、上昇トレンド継続中と判断。しかし、23,500円付近で上昇を抑えられ、陰線も増えてきた。そろそろ目先調整があっても良いころ。さらに上昇するのであれば、下がっても23,000円台を底固め、目先23,500円を超える展開。24,000円を超えるようであれば、上昇トレンドは続く見込みがある。25日線に沿って最高値を目指す。しかし、23,500円も超えず24,000円に届かなければ下がる展開が予想される。5日線と25日線がデットクロスし、更には75日線を下回り、20,000円を切る。
2)NYダウ
・現在値:28,051.41US$(11月29日(金)終値)
・移動平均線
向き:5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 上向き↗
順番:5日線>25日線>75日線
現在値の位置:5日線と重なる。
移動平均線からは、やや強気。
・ローソク足:
直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
10月3日から数えて陽線新値16本目
ローソク足からは、強気。
・節目:
下値:28,000US$、27,650US$(25日線)、27,000US$(75日線・心理的節目)、26,000US$(心理的節目)、24,819US$(6月3日直近安値)
上値:28,500US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、強気。トレンドは、上昇、上昇の余地、不明。
理由:勢いは、移動平均線の向き、陽線の数から強気。トレンドは移動平均線の向きから、上昇。上昇の余地は最高値を更新し、どこまで上がるか不明。
・NYダウの展望:NYダウは史上最高値を更新し、まだ28,000US$台にとどまっている。そろそろ、勢いが弱ってもよさそうだが、5日線の向きに注目したい。上がるのならば下がって25日線付近で盛り返し28,000US$をキープし28,500US$を超える。下がるのなら、5日線は下向き25日線とデッドクロス、27,000US$、26,500US$、25,500US$、24,819US$(6月3日直近安値)を下回り下降トレンドとなる。
3)為替(US$/¥): 109.51 円(11月30日(土)0700)
・移動平均線
向き:5日 上向き↗ 25日 やや上向き↗ 75日 やや上向き↗
順番:5日>25日>75日
ゴールデンクロス:5日→25日(11月26日)
現在値の位置:5日線の上。
移動平均線からは、強気。
・ローソク足:直近7本の陰陽:陰線1本、陽線6本
ローソク足からは、強気。
・節目:下値:109.0円(心理的節目)、108.9円(25日線)、108円(心理的節目)
上値:110円(心理的節目)
・為替の状態:勢いは強気、トレンドは、上昇。上昇の余地は、ある。
理由:直近の陽線の増加と5日線が上向きいたため勢いは強気、トレンドは全ての移動平均線が上向きであり上昇と判断。上昇の余地は、まだ最高値に届いてないためあると判断。
・為替の展望:109円台に乗り、5日線に沿って上昇中。接する。上昇トレンドが継続するならば下がっても25日線を下回らないで、110円台に乗ること。下がるのであれば、25日、75日線を下回り節目を割り込む。
4)総合判定:市況は、強気。
・理由:日経平均、NYダウ、為替も強気なため。
・今後の展望:上昇が続いているため警戒が必要。必ずいつかは調整が入るので、本格的な下げになるのか、単なる押し目になるのかこの1カ月ほど静観したい。
2.重要な判断事項と判断材料
1)ドル買いのタイミング:109円を切ったとき。
2)米国市場の上昇:ポジションの整理:5日→25日線のデッドクロス
3)日本株の上昇:日本株の手じまい:24,000円を超えるか?下降:5日→25日のデッドクロス
3.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)上場高配当低ボラティリティ[1399]:下がったら買いか?
2)いちごホテルリート投資法人 [3463]:利回り5.9%、買い時か?
3)エネクス・インフラ投資法人[9286]:利回り7%、買い時か?
3.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)日本たばこ[2914]配当利回り6%以上、しかし含み損増大。
2)日産自動車[7201]更に下がるか?空売り準備。
3)上場高配当低ボラティリティ(βヘッジ)[1490]:下がったら買いか?
4)【BBD】バンコ・ブラデスコ:下がったので買い増しか?
5)みずほ[8411]:空売りか?買い増しか?
6)【PFF】買い増しのタイミングは?
なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。