諸君、3連休も半ば、情勢判断だよ。
1.市況
1)日経平均
・現在値:21,685.90(7月12日(金)終値)
・移動平均線
向き:5日線 下向き↘ 25日線 上向き↗ 75日線 横ばい→
順番:5日線>75日線>25日線
現在値の位置:5日線と重なる。
ゴールデンクロス:5日線→25日線(6月12日)、5日線→75日線(7月2日)
移動平均線からは、中立~やや強気。 ・ローソク足:
直近7本の陰陽:陰線4本、陽線3本
陽線新値10本目(直近安値6月4日から数えて)
ローソク足からは、やや強気。 ・節目:
下値:21,400円付近(75日線)、21,3380円付近(25日線)、20,289円(直近安値6月4日)、20,000円(心理的節目)、19,000円付近(心理的節目、直近安値)、
上値:21,800円・22,000円・23,000円(心理的節目)、22,698.79(直近高値12月3日)24,448.07(2019年最高値、10月2日)
・日経平均の状態:勢いは、中立~やや強気、トレンドは、上昇、上昇の余地、ある。
理由:心理的節目21,000代をキープしており、75日線を超えたたが、21,800円を超えられず、先週より勢いが弱まっているため、中立~やや強気と判断した。
一方、日経平均は6月4日以降上昇に転じ、更に上を目指す展開となりトレンドは上昇と判断した。また、22,698.79(直近高値12月3日)、24,448.07(2019年最高値、10月2日)に達しておらず、まだ上昇の余地はあると判断した。
・日経平均の展望:
日経平均は25日線は上向き、5日線が75日線とゴールデンクロスし21,000の大台に乗り下げ止まって値を戻してきた。まずは目先の心理的節目、21,800円を超えてくるかが今後を占うカギとなる。また25日線が75日線とゴールデンクロス、さらに75日線が上向きになれば上昇トレンドが継続、22,698.79(直近高値12月3日)24,448.07(2019年最高値、10月2日)を目指す展開。下がるのであれば、25日線を割り込み21,000円で底固めができず20,000円の節目を下回る。19,000円を割れば長期的な下降トレンドとなるであろう。
2)NYダウ
・現在値: 27,332.03 US$(7月12日(金)終値、終値ベース史上新高値)
・移動平均線
向き: 5日線 上向き↗ 25日線 上向き↗ 75日線 やや上向き↗
順番:5日線>25日線>75日線
現在値の位置:5日線の上。
ゴールデンクロス:5日線→25日線(6月7日)、5日線→75日線(6月12日)、25日線→75日線(7月2日)
移動平均線からは、強気。
・ローソク足:
直近7本の陰陽:陰線6本、陽線1本
直近安値(6月3日)から数えて陽線新値13本目。
ローソク足からは、強気。
・節目:
下値:27,000・26,000US$(心理的節目、75日線)、24,819US$(6月3日直近安値)、 24,000US$(心理的節目) 、21,700US$付近(直近安値12月24日)
上値:27,500US$(心理的節目)
・NYダウの状態:勢いは、強気。トレンドは、上昇、上昇の余地、不明。
理由:NYダウは最高値の更新、心理的節目27,000US$を超える、移動平均線の順番、ゴールデンクロス等から勢いは強気と判断した。また、5日線、25日線、75日線は上向き、2月25日、4月23日の直近高値を切り上げていることからトレンドは上昇と判断した。また、史上最高値を更新し、上値節目からはどこまで上昇するか判断できないため余地は不明と判断した。
・NYダウの展望:現在値は5日線を超えて上昇、史上最高値を更新し強気が続けば更なる上昇を目指す。ただ、時期的にそろそろ多少の調整があってもおかしくない。上がるのならば、27,000US$を底固めし、目先27,500US$を超える。下がるのなら、75日線、25日線を割り込み、24,819US$(6月3日直近安値)、24,000US$(心理的節目)を割り込み 、さらに21,700US$付近(直近安値12月24日) を割れば長期的な下降トレンドとなるであろう。
3)為替(US$/¥): 107.901(7月13日(土)0600)
・移動平均線
向き:5日 下向き↘ 25日 横ばい→ 75日 下向き↘
順番:75日>5日>25日
デッドクロス:5日→75日(5月7日)、25日→75日(5月17日)
ゴールデンクロス:5日→25日(7月5日)
現在値の位置:5日線、25日線と重なる。
移動平均線からは、やや弱気。
・ローソク足:直近7本の陰陽:陰線3本、陽線4本
直近高値(4月24日)から数えて陰線新値17本目。直近安値(6月25日)から数えて陽線新値6本目
・節目:下値:106円(心理的節目)107円(心理的節目、直近安値)
上値:108・109円(心理的節目)、110円(75日線、心理的節目)
・為替の状態:勢いはやや弱気、トレンドは、不明。上昇の余地は、ある。
理由:5日線が下向き、直近の陰線からやや弱気と判断した。また、トレンドは直近安値から折り返し上昇しているものの、ボックス圏となるのか、上昇するのか現状で判断できないため不明とした。上昇の余地は、最近盛り返しているが、高値圏に到達してないためあると判断した。
・為替の展望:やや盛り返し一時108円台に回復したもののまた107円台に戻った。ここで下げ止まり、また108円に回復すれば上昇の兆しが見える。だが更に円高が進めば107円、106円を割ってくるか底値を探る展開。
4)総合判定:市況は、やや強気。
理由:日経平均、NYダウは上昇傾向、全般として上昇に向かいつつあるためやや強気とした。
為替は円高なのでドルを買い米国株の購入準備をする。日本株は信用でちょいちょい売買し、米国株は含み益の出ている銘柄は買い増し、含み損のある銘柄は難平。
2.監視銘柄の状況(特出するもの)
1)アップル[APPL]:高値から10%近く下がり順調に回復傾向。仕込み時か?
2)VISA[V]:また下がったら買ってみたいが利回りが低い。
3)ボーイング[BA]:墜落事故を受けて暴落、買い戻しか、スルーか?
4)ジョンソン&ジョンソン[JNJ]:一挙に下がった。買い時か?
3.保有銘柄の状況(特出するもの)
1)日本たばこ[2914]配当利回り6%以上、しかし含み損増大。
2)日産自動車[7201]減配し配当利回り5%程度、そして含み損増大。
3)スリーエム[MMM]:170US$台を切ってまたもどる。さらに買い増しか?
4)みずほ[8441]159円まで盛り返す。買い時か、更に下がるか?
5)アルトリアグループ[MO]:利回り6%、そろそろ買い増しか?
6)ブリティッシュアメリカンタバコ[BTI]:更に買い増しのチャンスか?
NYダウの上昇が株価の上昇のけん引力となるか?なお、この判断はあくまで私見であるので、諸君は自分の判断で投資をしてもらいたい。以上。つづく。
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